南予地協より~ 県労福協主催の労働セミナーを実施!

 こんにちは、南予地協です。

 連合愛媛南予地協及び宇和島地域労福協は、2019年11月22日(金)14時50分より、来春卒業予定の県立三間高等学校3年生(30名)を対象とした「労働セミナー」を実施しました。
 セミナーでは愛媛県労働者福祉協議会が作成した「若者のための労働ハンドブック」を基に、講師の南予地協宇和島・南北宇和郡支部の菊澤保孝幹事が、社会に出て必要になる権利と義務の関係や給与明細の見方、また仕事をする上で大切な「ホウ(報告)・レン(連絡)・ソウ(相談)」や36協定などを分かり易く説明しました。
 参加した生徒の皆さんは熱心に受講し、セミナー終了後に提出して頂いたアンケートには、「有給休暇を取得する義務があることを知った、上手く活用して仕事へのモチベーションを高めたい」「法定労働時間が1日8時間、週40時間を超えてはいけないこと、パートだって有給休暇が取れることがわかった」「ホウ・レン・ソウや36協定ももっと知っておかなければいけない、労働ハンドブックも漫画になっていて分かり易い、しっかり読んで今後に生かしたい」「残業をしたら賃金が高くなるということを初めて知った」「職場での就業規則や労働時間をしっかり守って楽しく働きたい」「友人が労働関連のトラブルに巻き込まれたときに助けられるように、また自分自身がそうならないためにも正しい知識を身につけたい」などの感想があり、知らなかったことを知ることができ、近い将来の働く姿を想像し『働くということ』をしっかり考える有意義なセミナーになったことがよく伝わってきました。

 また、同南予地協は八幡浜地域労福協とも連携し、同年12月6日(金)13時10分~14時の50分間、県立宇和高等学校でも同校3年生10名(来春卒業予定就職内定者)を対象に、「労働セミナー出前講座」を行いました。
宇和高校での講師は福田八西支部幹事が担当し、三間高校同様に「若者のための労働ハンドブック」を基に、注意点やポイントではマーカーチェックを促し、分かり易く解説、説明を致しました。同席した白石労金八幡浜支店長からは、社会に出て金融トラブルに遭わないよう心掛けるチラシと共に、困ったら労金に相談を!との呼びかけも行いました。
 そしてセミナー終了後、生徒代表より「講座が大変為になり、また困ったり、悩んだ時には頂いたハンドブックを活用していきたい」と、丁寧にお礼のあいさつを受けました。なお、協力いただいたアンケートでは、将来の就職先を検討する際に重視する13の項目から、「給与・ボーナスなどの待遇が良い」「働きやすい環境整備に努めている(休暇取得促進の取組や福利厚生の充実など)」「事業・業務内容と自分の適性」の3つが多く選ばれており、自分に合った仕事に就き、職場のルール(就業規則)がきちんと定められた中で働きたいと考えていることがよく分かりました。

  

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この記事の著者

連合愛媛南予地域協議会南予地協

宇和島市に連合愛媛の南予支部がオープンいたしました。地域の方に貢献できるべく頑張りたいと思います。

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