「2023地域フォーラムinえひめ」を開催しました!

2023地域フォーラムinえひめ

「LGBTQ+ SOGIについて考えよう」

6月3日(土)、連合愛媛は、ジェンダー平等・多様性推進委員会と女性委員会との企画・運営により、「2023地域フォーラム㏌えひめ ~LGBTQ+ SOGIについて考えよう~」と題し、フォーラムを開催しました。

当日は、各構成組織ならびに事業福祉団体、中小企業家同友会など会場参加・WEB参加併せて、約100名での実施となりました。

第1部は、連合本部 総合政策推進局 ジェンダー平等・多様性推進局 菅村 裕子 局長より、「性的指向・性自認(SOGI)に関する連合取り組み」と題し、「事業主への働きかけとして、就業規則に差別を禁止する方針を明記し、職場での周知・啓発や、ハラスメント対策など「アウティング」にならないようにプライバシー管理の注意喚起が必要であり、連合「ハラスメントガイドライン」を活用しながら、職場全体で取り組むことが重要である。」など、ご講演いただきました。

第2部は、「LGBTQ+ とは」と題し、自らもトランスジェンダーであることを公表している、松山市議会議員 渡邉 啓之 様より、「当事者ですから、差別や偏見も受けました。辛い思いもしました。でも楽しい思いもしたし、幸せな思いもしています。今後は、LGBTQの人達と松山市の人達が手を取り合い、差別・偏見のない松山市を作っていきたい。」など、ご講演いただきました。フリーディスカッションでは、参加者より、パートナーシップを導入するにあたっての留意点や、女性の地位が向上することによってLGBTQの問題も改善されるのではないか?等の意見が出され、渡邉議員からは「パートナーシップ制度は各団体から要望もあるが、団体のために作るのではなく、当事者のことを考えて作らなければならないので、LGBTQの問題を啓発しながら議論を進めていきたい。」菅村局長からは「多様性とは女性だけでなく、LGBTQ当事者の方なども増えることで、いろんな意見を出しながらいいものをつくればよい。」など体験談も踏まえて紹介されました。

日本におけるLGBTQの取り組みは、まだまだ始まったばかりです。今回のフォーラムでは参加していただいた皆さんと共に理解を深めていくことを確認し、有意義な地域フォーラムとなりました。

  

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連合愛媛連合愛媛

連合は全国約700万人、その地方組織47の1つ連合愛媛は、約4万人の仲間の組織です。加盟産業別労働組合は29組織です。

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