連合2023平和行動 in 根室に参加しました！

北方領土（択捉島、国後島、色丹島、歯舞島）の返還！

故郷への想いをつなごう！

連合平和行動の最終行動として、「２０２３平和行動ｉｎ根室」が９月９日（土）～１０日（日）に開催されました。当初は、台風１３号の影響により、開催自体危ぶまれましたが、関係者のご協力のもと無事開催することができ、連合愛媛からは、各構成組織から選出された皆さんと事務局の４名が参加しました。

９月９日（土）、根室市総合文化センターで開催された、北方四島学習会では、北海道根室高等学校北方領土根室研究会会長半田つくしさんから「北方領土をめぐるこれまでの議論と北方領土根室研究会のこれまでの取り組みについて」と題し、講演があり、各種団体との交流や出前講座、返還要求キャラバン隊やラジオ番組、署名活動など、全国に情報発信している事例紹介がされました。

次に、映画「ジョバンニの島」が上映され、当時まだ小学生であった色丹島出身の「得能宏」さんの実体験をもとに制作された、終戦直後の色丹島を舞台に、ソ連の占領に伴い激変した島民の暮らしや、家族を想う決して諦めることのない気持ちや、友好・友情といった人と人とのつながりを意識させられ、なぜ島から追い出されたのか？北方四島の領土問題について考える良い機会となりました。

　翌日の１０日（日）には、全国から、参加者約863名の仲間が納沙布岬に集結し、「２０２３平和ノサップ集会」が開催されました。今年は、戦後78年で元島民の方々の平均年齢も87歳を超えているなか、目の前にある北方四島を望郷の岬から確認し、私たち日本人の手に早く取り戻すため、諸団体と連携し粘り強く運動を継続していくことを誓うとともに、ロシアによるウクライナ侵略が早期に終わること願いました。