- 2011-4-30
- 地域活動報告
実は、最終日の23日は早朝からの雨のため、外での作業、活動は中止となりました。そこで、我々は数日間行った作業現場の再確認と約束していた住人への支援要請要領を書いたチラシをお持ちしました。まずは四倉地区。少し足を延ばしてその北部。南下して、最初の活動地沼の内地区。さらに南部の小名浜港まで足を伸ばしました。
四倉からほんの5キロ北の久之浜地区は壊滅状態ですし、15キロ先の広野地区も同じです。そして、20キロ先は東電広野火力発電所があり、第1原発20キロ地点の双葉郡楢葉町です。発電所の隣にJ-VILLAGEという非常に立派な総合スポーツ施設があり、そこに自衛隊、消防、警察、電力、電気関係会社などの皆さんの20キロギリギリのまさに最前線基地になっていました。
南部の被災状況も海岸線はどこも同じです。福島県最大の港であり最大の観光地である小名浜港。海産物を中心とした産業やお店。港町特有の商店街。甚大な被害が及んでいました。
別にここだけではないのですが、いま福島など東北地方は桜満開です。港を見下ろす高台から遠くに臨む小名浜港。雨模様でしたので尚更ですが、その惨状は全くわかりません。
我々第3陣の活動はここまでです。24日(日)に東京連合本部で第4陣とバトンタッチです。肉体的疲労は尋常ではありませんが、被災地の皆さん方の今や今後を想うとき、直ぐにでもとって帰って、スコップを握りたいと思うのは私だけではないと思います。
尚、第4陣の四国ブロック派遣メンバーは、香川の千田さん、高知の高橋さん、徳島の赤松さんの3名です。頑張ってください。
がんばろう日本!つながろうNIPPON! がんばっぺ、いわき! です。
2011年4月23日
事務局長 杉本