南予地協より ~2012.3.11~

こんにちは。南予地協です。東日本大震災から一年が経ちました。改めて犠牲者のご冥福と被災地の復興を心よりお祈り申し上げます。

3月11日は全国各地で追悼式典が行われ、また震災を想定した避難訓練も行われたようです。
宇和島市でも、東南海・南海地震による津波被害を想定した市全域による避難訓練が実施され、私も家族で参加しました。予定では午前9時に津波警報を知らせるサイレンが鳴り、指定された避難場所へ避難するというものです。当日は家の中でサイレンが鳴るのを待っていたのですが、9時を過ぎてもサイレンが鳴る気配がなく、不思議に思って外を見ると、すでに近所の人が避難を始めていました。慌てて外に出ると、遠くでかすかにサイレンが鳴っているのが聞こえました。その後、指定された場所へ避難しました。

今回は、訓練でしたので余裕をもって避難することができましたが、実際の場合は訓練通りにはいかないと思います。もしかしたら余震が続く中での避難になるかもしれない・・・。天候だって穏やかとは限らない・・・。暗闇の中で懐中電灯一つで登り慣れない道をちゃんと歩けるのか・・・。そんなことを考えたら少し怖くなりました。やはり日頃から災害対策・避難に関する準備・心構えをしておかなければならないと再認識できました。

あの日から一年。少しづつ、復旧・復興が進んでいる場所があれば、まだ避難生活を余儀なくされている方も大勢いらっしゃいます。また、大量のがれき処理の問題が、被災地の復興を妨げている現実もあります。被災地の早期復興のために、連合愛媛は2月に愛媛県に「がれき県内受け入れ」を要請いたしました。色々なご意見はあるとは思いますが、被災地の復興のためにも必要な課題であると思います。皆様のご理解・ご協力をお願いいたします。
被災者の皆さんが一日でも早く、安心して生活が送れるように連合南予地協としても支援を続けていきます。

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この記事の著者

連合愛媛南予地域協議会南予地協

宇和島市に連合愛媛の南予支部がオープンいたしました。地域の方に貢献できるべく頑張りたいと思います。

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