- 2022-11-30
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連合四国ブロック
青年委員会・女性委員会平和学習in沖縄!
連合四国ブロックは、戦後70周年に実施予定であった青年委員会・女性委員会平和学習について、7年越しに「平和学習in沖縄」として、11月26日(土)~27日(日)にかけ実施され、連合愛媛からは、青年委員会から2名、女性委員会から2名と事務局の5名が参加しました。
11月26日(土)、四国各県から総勢21名の仲間達が「対馬丸記念館」に集まり、対馬丸が撃沈された事件について、学習しました。「対馬丸は、昭和19年(1944年)戦争の足音が徐々に近づくと、老・幼・婦女子は県外へと疎開するよう指示され、対馬丸は学童集団疎開の子どもたちをたくさん乗せ8月21日那覇港を出港、しかし海はすでに戦場で翌日の夜10時過ぎ米潜水艦の魚雷により海に沈められ、1,788名のうち約8割の人々が亡くなったそうで、犠牲者の遺影・遺品などが多く展示されていました。」27日(日)は、コザの街並みをフィールドワークし、「米軍基地の門前町として栄え、外国人相手の店や、外国人経営の店が並び異国情緒溢れ、外国に来たような感覚になりました。午後は、黄金森の南風原陸軍病院群を見学し、飯上げの道を実際に歩き、当時ふもとで調理した食料をタルに詰め、二人一組で足場の悪い斜面を銃撃・砲弾を避けながら命をつないだ道として語り継がれていました。その後、糸数アブチラガマに入壕し、ひめゆり学徒隊の壮絶な体験を聞き、自分たちの子や孫たちにこんな体験はさせたくない!絶対に戦争はしてはいけない!と強く感じました。」今回の平和学習は、今まで行ったことのない場所も多く、実際に現場に行き、見て、聞いて、多くのことを考えさせられました。この経験を次世代の若人に伝え、世界の恒久平和を願いたいと思います。