- 2018-12-18
- 南予地協
こんにちは、南予地協です。
12月13日、連合愛媛南予地協及び愛媛県労働者福祉協議会では、この程就職・進学問わず、これから新生活を迎える県立長浜高等学校3年生を対象とした、「労働セミナー」を実施しました。
冒頭、労福協を代表して四国労金の白石八幡浜支店長より「労働基準法は労働者を守るための法律。本日のセミナーは卒業後、就職やアルバイト等で皆さんが働く上で役立つ情報ばかりです。しっかり学習して下さい。」と挨拶しました。
セミナーでは、講師を八西支部八幡浜市職員労働組合青年部長の浅田翔吾氏が務め、『若者のための労働ハンドブック』を基にパワーポイントを使った分かり易い説明を行いました。浅田講師の学生時代のアルバイト経験や、職場である八幡浜市役所で経験したことを交えながら、働く者としての義務、責任感について、社会人としてのマナーや職場でのコミュニ―ケーションの取り方についてアドバイスしました。また仕事をする上で大切なこと、「ホウ(報告)・レン(連絡)・ソウ(相談)」について説明する時は、スライドで「小松菜」を投影する等、時々笑いも取り入れつつ、労働時間や賃金、就業規則、労働契約書、また給与明細の見方など、普段の生活では中々知ることがない労働基準法のより詳しい内容について、丁寧に説明しました。
そして、仕事をする上で困った時や悩んだ時には、労働組合の存在とこのハンドブックを思い出し、仕事を辞める前に出来るだけ早く関係機関で相談することを心がけるよう呼び掛けました。
セミナー終了後は来春就職を控える生徒から、「本日は社会人としてのマナーやコミュニケーションの大切さなど、働く上で大事なことを学ぶことができました。就職先でも本日学んだことを活かして頑張ります。」と御礼の挨拶をいただきました。また、政治経済を担当する先生から、「次の政治経済の授業には、このセミナーで使用したハンドブックと資料で復習するから持ってくるように」と生徒に呼びかけておりました。参加した生徒の皆さんは浅田講師の講義に真剣に聞き入り、ハンドブックにマーカーするなど、熱心にセミナーを受講していました。