- 2017-6-19
- 南予地協

こんにちは、南予地協です。
6月17日(土)10時より、宇和島自動車本社3階において、「宇和島地域労働者福祉協議会主催文化講演会」が開催され、会員・組合員など47名が参加しました。
今回は、今後どの地域でも起こり得る自然災害時の対策をテーマに、宇和島市役所危機管理課のご紹介の下、一般社団法人 消防防災科学センターのご協力を得て、「防災セミナー」が実施されました。
セミナーは、田渕労金宇和島支店支店長の司会・進行で始まり、松岡宇和島地域労福協会長(連合愛媛南予地協 宇和島・南北郡支部支部長)より「いつ起きてもおかしくないと言われている南海トラフ巨大地震に備え、たとえ災害に遭ったとしてもそれから先を生き抜くすべを学び、防災に関する知識を深めていただきたい」とあいさつがありました。
その後、講師の防災図上訓練指導員・毛利泰明氏より『地震災害の基礎知識』と『日頃の備え 家の安全対策』をテーマに、局所的な小さな災害から阪神淡路大震災、東日本大震災などの大規模災害を例に挙げて、防災対策の心得や災害時の行動について説明していただき、「自分たちが暮らす地域の危険性を認識し、普段から危機感を持ってしっかり備えることが大切」であることを改めて確認することができました。質疑では、「自宅のある地域が埋め立て、海抜0メートルであるためいっそ引っ越した方がいいか?」などの質問も出され地震災害への関心の高さを感じました。
最後に、仲村宇和島地域労福協事務局長(連合愛媛南予地協 宇和島・南北郡支部副支部長)の閉会あいさつを持って、約1時間50分に亘る防災セミナーは終了しました。