
連合愛媛中予・今治地協中予支部「連合愛媛2016春闘学習会」は3月11日(金)18:00から愛媛県勤労会館にて同支部役員・構成組織組合員 38名が参加して開催されました。
学習会は中予支部 林事務局長の司会で始まり、中予支部 三浦支部長のあいさつに続き、連合愛媛 杉本会長より、「貧困」という言葉をキーワードに、“労働は商品ではない” “一部の貧困は全体の繁栄にとって危険である”とう言葉を引用し「非正規労働者の過酷な労働条件を放っておくと正規労働者に跳ね返ってくるばかりか全体が押し下げられる。そのためにも『底上げ・底支え』そして『格差是正』の取り組みが重要である。そういう思いで各組織でも春闘・選挙等に向けて取り組んでいただきたい。」とあいさつがありました。
次に、白石副事務局長より連合愛媛に寄せられた労働相談事例を交えながら「職場からはじめよう運動について」「賃金水準の底上げ・格差是正をめざして」「改正労働者派遣法」について具体的な説明を受け、最後に、天台宗の開祖である最澄の言葉「一隅を照らす」(自分が今いる場所や立場でベストを尽くすことが、結果的に全体を良くすることにつながる)で締められました。
続いて、菊川事務局長より今夏の第24回参議院議員選挙に向けて、国会情勢や今後の争点、連合の政治理念等提起を受けました。
参加者は労働者を取り巻く情勢および連合の取り組み、そして第24回参議院議員選挙の重要性について理解を深めました。
終わりに、中予支部 西岡副支部長の閉会挨拶で春闘学習会を終了しました。