- 2014-5-14
- WHAT's NEW, 地域活動報告
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連合愛媛は、4月26日(土)に愛媛県ひめぎんホール(メインホイール1F)において、中村愛媛県知事、野志松山市長をはじめ多数の来賓の方々や組合員とその家族1,055名の参加で第85回愛媛中央メーデーを開催しました。
式典では、主催者を代表し杉本実行委員長がメーデーの起源に触れ「先人たちが自らの血を流し勝ち取ってきた労働諸条件、特に『8時間労働制』が今、脅かされている。
現安倍政権は第一次政権時に模索した8時間を超えても残業代を払わなくて済む制度『ホワイトカラー・イグゼンプション』を更に進め、年収要件を外し一般社員まで適用しようという暴挙に出ている。『解雇の金銭解決制度』然り『労働者派遣法改悪』然り、私たちはこうした危険極まりない動きに断固立ち向かい、働く者が人たるに値する生活を営むための最低限のルールである労働者保護ルールを全国の仲間と共に死守しなければならない」と訴えました。
また、連合愛媛事務所に寄贈されている日本労働運動の祖・鈴木文治先生の遺墨『至大至彊』(労働者の団結は、国を動かし平和な世の中を作るこの上なく崇高で強大な力である)を引き合いに「今年結成25年を迎える連合愛媛は、『すべての働く者の幸せの実現のために力を結集する』という、連合結成の原点を忘れずに、積極的な大衆運動を展開し、時代を切りひらいていく」と全員の結集を強く訴えました。
続いて、中村愛媛県知事、野志松山市長、事業団体を代表して木原全労済愛媛県本部長の来賓祝辞をいただき政党政治団体等の皆さんを紹介し、祝電披露を菊池女性委員長が行いました。
その後、決議文採択では、「春季生活闘争未解決組合支援決議」の提案をUAゼンセン東レ労働組合持田淳さんが、「労働者保護ルールの改悪に断固反対する特別決議」の提案を自治労全国一般労働組合の我妻夢香さんが行い、参加者のみなさんの満場の拍手で採択されました。
当日は、式典途中ではありましたが松山市議会議員選挙前日と言うこともあり、急きょ駆け付けて頂いた候補者に一言挨拶を頂き、候補者への最後の最後までの支援と棄権することなく選挙に行って頂くことをお願いして、最後にメーデー大会宣言案の提案を青年委員会松浦委員長が行い、参加者のみなさんの満場の拍手で採択され、菊川事務局長の「団結ガンバロー三唱」で集会を締めくくりました。集会終了後は恒例となっているデモ行進を行い、「働くことを軸とする安心社会を実現しよう!」「労働者保護ルールの改悪は許さないぞ!」などと広く市民に訴えました。